【トルコ/イスタンブール】コンスタンティノープル三重城壁
トルコ
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ヤツらにこの 50 m の壁をどうこう出来るとは思えねぇんだ
諫山創 『進撃の巨人』
リアルタイムでは、トルコ脱出を画策中。この旅も中々継続が難しくなってきた。
コンスタンティノープルの城壁
コンスタンティノープルの三重城壁は、かつての東ローマ帝国の首都、コンスタンティノープルを防衛するために築かれた。全周を取り囲むような壁に加えて、特に陸側はテオドシスの城壁と呼ばれる強固な壁が存在する。

▲ コンスタンティノープルの城壁
市街地、特にブルーモスク周辺からは、トラム1本で城壁まで行くことができる。T1 線「sultanahmet」にて乗車後、約 20 分ほどすると「topkapi」まで着いた。
トラムの駅を出ると、ずっと続く城壁が目に飛び込んできた。


そして金角湾まで
コンスタンティノープルの城壁は三重構造になっている。まず、第一層の某柵より外側には約 20 mの堀があった。第二層には外壁があって、最後の第三層の内壁は、高さ 12 m、幅 5 mの強固な壁であったという。外壁、内壁には交互に物見塔が立っていた。
幅 50 mを超えるこの三重城壁は、千年近く決して破られることが無かったらしい。


オスマン帝国は、このコンスタンティノープルを陥落させるために、油を塗った木の道をつくり、金角湾へと 70 隻もの艦隊の山越えを敢行したそうだ。物資の供給は妨げたが、そこまでしても決定打にはなりえなかった。


しかし、終にコンスタンティノープルは攻略されてしまう。オスマン帝国の圧倒的物量による包囲戦の末、ケルコポルタ門の通用口が施錠されていないのが見つかった。そこからの侵入を許し、陥落に至ったという。

壁沿いにずっと歩くと、金角湾が見えてきた。
どんなに優れたツールでも、ヒューマン・エラーは避けられないようで、何だか少し考えさせられる話だ。不完全だから良い気もするけれど。