【ジョージア】トビリシの温泉 Gulo’s Thermal Spa
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トビリシの旧市街にある温泉、Gulo’s Thermal Spa(グロス・サーマル・スパ)に行ってきたので、利用方法などについて以下にまとめます。
トビリシと温泉
ジョージアの首都「トビリシ」は、ジョージア語で「温かい所」を意味します。ヴァフタング・ゴルガサリ王が鷹狩りでこの地を訪れた際に、キジを捕えた鷹が泉に落ちました。そこは実は温泉で、熱水によって2羽とも死んでしまったそうです。これに感銘を受けた王は、この地トビリシに都をつくることを決めたといわれています。
ジョージアの温泉は、トルコのハマムなどと違って湯舟があることが特徴です。また水着着用を義務づける温泉も海外には多いですが、こちらジョージアの温泉は日本と同様裸で入浴します(水着着用もできます)。大衆浴場もありますが、基本的には個室を貸切るかたちになります。
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Gulo’s Thermal Spa
以下、トビリシ旧市街の温泉、Gulo’s Thermal Spa(グロス・サーマル・スパ)の紹介です。
費用
費用は 1 室 1 時間 150 ラリ(≒ 8330 円)からです。正直なところ、この温泉にはガイドブックに 30 ラリから利用できると書かれていたので行ったのですが、実際に行って聞いたところ 150 ラリから利用できるといわれました(2020 年情報だから古かったんですかね)。
近くにある温泉、Chreli Abano(チュレリ・アバノ)も覗いてみたんですが、値段はより高めで、人気のため予約を取るのは難しそうでした。大衆浴場を選択肢から外すのであれば、相場としては 150 ラリぐらいするのかもしれません。
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立地
Gulo’s Thermal Spa はトビリシ旧市街の温泉街の中にあります。温泉街までは地下鉄の駅 Liberty Square か Avlabari から歩いて 15 分程度。まわりにも温泉がいくつかあるので、スケジュールや値段と相談しながら、行く温泉を決めたら良いかと思います。
予約について
予約は必須です(飛び入りですぐに入浴することはまずできないと思います)。近くに泊っているのであれば、直接行って口頭で予約するのが確実です。私は夕方 16:00 ぐらいに一度訪れて、その日の 20:00 に入浴する予約がとれました。旧市街散策の前半で温泉街に寄って予約をとり、その日のうちに予約枠が取れたら、その間に旧市街散策するのが良さそうです。
なお、前の人がのんびりしていたら、当然ですが予約の時間を過ぎても入浴できません。私の場合も前の人がのんびりしていたので、入浴が予定より 15 分ほど遅れました。
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個室の様子
個室の様子を以下の写真で示します。部屋は更衣室、シャワー室、浴室の 3 部屋に分かれていました。少なくとも 5 人は入れそうなぐらい広く、グループで行ったほうが経済的です。タオルは持っていきましたが、有料の貸し出しがありそうでした。
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湯舟は温泉と水風呂の 2 つがありました。浴室の壁にはモザイク画もあり、日本の銭湯を連想させます。お湯の温度は体感 43 ℃ぐらいと少し熱めで、(シャワーを含む)お湯からは硫黄の香りがしました。外は肌寒かったですが、温泉後はポカポカでした。
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貴重品の扱いについて
パスポートなど貴重品の取り扱いについてですが、個室は鍵がかかるようになっていました。ホテルにセキュリティ・ボックスがある場合などを除き、基本的に温泉まで持っていたほうが安全かと思います。(少なくとも私が利用した部屋は、更衣室との扉が透明で、だれか入ってきたら分かるようになっていました。)
以上、Gulo’s Thermal Spa の紹介でした。
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