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【韓国】自転車で釜山(プサン)の有名観光スポットめぐり

 自転車で 1 日使って韓国・釜山(プサン)の有名観光スポットをまわったので、まわった順に各観光スポットについて紹介します。

自転車散策コース

 実際に行った自転車散策のコースは以下のとおりです。白瀬文化村から甘川文化村を経由して松島海上ケーブルカー乗り場に向かい、その後南浦洞エリアを散策して釜山港国際旅客ターミナル付近の北港親水公園に行きました。これ以上詰め込むのは 1 日だと厳しいかなという印象です。なお甘川文化村からの眺望は西向きになるので、逆光にならない午前中に訪れるようにすると良いのかなと思います。

▲ 自転車散策コース
© OpenStreetMap contributors

 福岡から釜山までの自転車輪行について、以下の記事で説明しています。

 

① 白瀬文化村

 白瀬(ヒンヨウル)文化村はかつて朝鮮戦争の避難民たちが暮らした場所で、映画の撮影ロケ地として登場して話題を呼びました。各家は白を基調としたデザインで、避難民が暮らした民家は現在ではカフェ等に変わっています。「韓国のサントリーニ」とも呼ばれています。

▲ 白瀬(ヒンヨウル)文化村

 
 せっかくなので、カフェでマフィンセットをいただきました。コーヒー代込みのセットで 990 ウォン(≒ 1,030円)。Kunst204 というお店でしたが、10 時前から営業しており、海を眺めながらのんびり食べることができました。

▲ 朝食のマフィンセット

 

② 甘川文化村

 続いて釜山観光のハイライト、甘川(カムチョン)文化村へ向かいます。甘川文化村では、2009 年以降「夢を見る釜山のマチュピチュ」、「ミロミロ(美路迷路)路地プロジェクト」などの町おこしが行われ、現在ではカラフルな町並みと海まで抜ける眺望で知られています。こちらは「韓国のマチュピチュ」と呼ばれています。

▲ 甘川(カムチョン)文化村


 甘川文化村には 2 箇所ほど無料の展望台がありました(もっとあるかもしれません)。1つ目は星の王子様の像がある展望台で、2つ目はツーリストセンター付近の展望台です。見晴らしが少し違うので、時間に余裕があれば二つとも訪れても良いかもしれません。繰り返しますが、甘川文化村からの眺望は西向きになるので、逆光にならない午前中に訪れたほうが良いのかなと思います。

 星の王子様の像がある展望台は、甘川文化村の入り口から少し坂道を登ったところにあります。なぜ「星の王子様」なのかは調べてみましたがよくわからなかったです。

▲ 星の王子様の像がある展望台

 
 展望台に上がるためには、一旦地下 1 階の駐車場に降りる必要があります。地下 1 階から建物の中に入ると、階段かエレベーターを使って屋上に上がることができるようになっています。

▲ 一旦駐車場へ向かう

 次にツーリストセンター付近の展望台です。こちらは目抜き通り沿いにあるので、すぐに見つけることができると思います。以下の写真のカフェ周辺にある階段を上っていくと、甘川文化村でも一番高いところにある展望台に到着します。

▲ 展望台付近のカフェ

 

③ 松島海上ケーブルカー

 松島ベイステーションから海上ケーブルカーに乗って、松島スカイパークへと向かいます。ケーブルカーには足元が透明になっているクリスタルクルーズとそうでないエアークルーズがあって、クリスタルクルーズだと片道 17,000 ウォン、往復 22,000 ウォン、エアークルーズだと片道 13,000 ウォン、往復 17,000 ウォンでした。私はエアークルーズの往復(≒ 1,770円)にしました。

▲ 松島海上ケーブルカー


 松島スカイパーク周辺は自然を楽しめる公園のようになっていて、すぐ近くには岩南公園や松島龍宮吊り橋などもあります。

▲ 松島龍宮吊り橋

南浦洞エリア

 南浦洞(ナンポドン)エリアに移動して、市場などを散策します。

④ チャガルチ市場

 チャガルチ市場は魚介類専門市場として韓国一の規模を誇る歴史ある市場です。地下鉄でも南浦駅あるいはチャガルチ駅から歩いていくことができます。私は自転車をチャガルチ駅周辺に停めてから、南浦洞エリアを歩いて散策しました。

▲ チャガルチ市場

 
 チャガルチ市場付近に日本語メニューもあるレストランがあったので入りました。ランチはメニューが二種で、1,000 ウォン(≒ 1,040 円)で食べられました。Google Maps に登録されていなかったので店舗位置は割愛しますが、テレビでも取り上げられているみたいでした。

▲ お昼をいただく

⑤ 国際市場

 国際市場もチャガルチ市場と同様に南浦洞エリアにある市場です。 朝鮮戦争後に、臨時首都となった釜山へ米軍の軍需品を中心として物資が集まり市場として形成されました。外国人観光客も多いですが、釜山のローカルな雰囲気を感じることができます。

▲ 国際市場

 

⑥ 富平カントン市場

 国際市場から西に向かうと、そのまま富平カントン市場に続きます。富平カントン市場はグルメに特化した市場といった印象で、食べ歩きする人や、屋台で料理を食べる人でにぎわっています。夜になると夜市に切り替わるようで、時間帯を変えて夜に訪れるのも良いかもしれません。

▲ 富平カントン市場

 

その他

⑦ 北港親水公園

 南浦洞エリアからそのまま釜山港国際旅客ターミナルに向かい、途中の北港親水公園で少し停車します。2023 年 11 月と比較的最近オープンしたようで、市民の憩いの場といった印象でした。正直観光地らしい場所ではないですが、フェリーを待つ間に立ち寄ることができる距離です。

 

注意点ほか

 釜山の自転車観光総括ですが、基本的に車道が右側通行である以外に日本と大きな違いはありません。海外を自転車で漕ぐうえで比較的挑戦しやすいと思います。
 ただし、甘川文化村周辺を訪れる場合に比較的アップダウンがあります。人も多いので、無理せずに必要に応じて押しチャリするのが安全です。

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