【トルコ/イズミル】第三の都市、イズミルへの進路変更
イズミルへの進路変更
Google Maps を見ていて、ふと気づいたことが有った。トルコのイズミルから、ギリシャのアテネまで、船の航路が書かれていたのだ。
当初はイスタンブールに一度戻るつもりだったが、ギリシャ入国までの時間を鑑みると、イズミルからエーゲ海を渡った方が良さそうだ。僕はエフェスからイズミルに行くことにした。

▲ エフェスからイズミルへ
エフェスからイズミルまでは鉄道の路線が伸びている。セルチュク駅から約 1 時間 20 分でイズミルまで向かう事ができる。値段は 9 リラ(約 160 円)。電車の本数は少ない。

セルチュク駅前では、小さな子供から「ハロー、コロナ!」と言われた。良い気はしないけれど、取り敢えず首をすくめて通り過ぎる。


列車はイズミルへと着いた。イズミルの街中を歩いていると、二人組から少し絡まれた。「コロナ・ヴァイルス」と言っているようだが何だかよく分からない。再び首をすくめて通り過ぎた。
この件は少し難しすぎる。
トルコ第三の都市イズミル
イズミルは「エーゲ海の真珠」と呼ばれる、人口 400 万人の大都市だ。しかし旅行者にとっては、周辺の遺跡群を訪れるための中継の街なんだろう。外国人観光客の姿は殆ど見えない。


港から少し離れると、街中は急に坂道だらけになる。そんな天然の要塞だからこそ、十字軍やローマ帝国、オスマン帝国はこの地を奪い合ったのかもしれない。


坂道を下っていると、5 人組の 1 人から握手を求められた。握手を返すと、ほかの一人がこう言った。「ヴァイルス。」またか、と思ったけれど、確かに僕の方にも非が有る。
ウイルス感染が怖いのであれば、話しかけない方が良い気もするが、何やらこの件に関しては「歪み」のようなものを感じる。 ともかく、イズミルはすぐに去る事にした。

今後も何か、しこりのようなものが残らなければ良いのだけれど。
ギリシャに入れば暫く EU 圏に籠るつもりだが、いよいよ旅を止めるかどうか、もう少し考える必要があるらしい。