【ラオス/ビエンチャン】「世界一何もない首都」
「世界一何もない首都」ビエンチャン
ラオスの首都ビエンチャンは「世界一何もない首都」といわれる。ラオス人からすると失礼極まりない話だが、 街中の観光客の数は少なく、日本人の姿も殆ど見えない。欧米人パッカーはちらほら居るが、皆足早に去っていくみたいだ。

ビエンチャンに着いたとき、ここは整備された計画都市なのかなと思った。道は広くて直線的で、しかもどこか新しい。あたりを見回してみると、タワークレーンが空に向かって伸びている姿があちらこちらに見えた。発展は著しく、建設ラッシュの最中らしい。

どうやら、ビエンチャンは 1953 年に起こったラオス内戦で一度荒廃している。1975 年の終戦後に訪れた人にとっては、「何もない」と形容してしまう都市だったのかもしれない。しかし、この建設ラッシュを見ると、数年後また違う雰囲気になっているのかなと思った。
ブッダパークに赴く
そんなビエンチャンの代表的なスポットはブッダパークだ。1958 年にタイの芸術家ブンリア・スリーラット氏によって作られたらしい。200 体以上の仏像が所狭しと並んでいて、中には理解が難しいものも含まれている。

中央バスステーション(CBS)から14 番線でおよそ 1 時間、ビエンチャン市街地からは約 25 km のところにある。乗り合いバスは片道 8,000 キープ(約 120 円)で、入場料は 150,000 キープ(約 190 円)。そこまで広くはないけれど、なかなか不思議な光景だった。



小学校の遠足だろうか、パンプキン・タワーの中を小学生が駆け回っていた。窮屈なタワーの中には、急な階段が幾つもあって、彼らにとっては格好のジャングルジムのようだ。


ブッダバークの裏手に回ると、そこにはメコン川が流れていた。向こう岸にはタイの都市ノーンカーイも見える。対岸のタイの GDP は、ラオスに対するおよそ 25 倍だ。それが良い事なのかは分からないけれど、少なくとも両岸の様子は大きく異なっているように見えた。
