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【トルコ/イスタンブール】トルコ脱出。アメリカにて沈没生活へ。

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トルコ脱出

 トルコの滞在可能日数も、残すところ二週間程となっていた。先日も説明した通り(参考)、恐らく最後の国となるアメリカへ向かう。何処も国境閉鎖の波が凄まじい。

 7 ヵ国目だが、図らずして早くも一周しつつある。

© OpenStreetMap contributors
▲ トルコからアメリカへ

 安かったフランス経由のチケットを購入。イスタンブール国際空港へと向かった。

 空港に着き、電光掲示板を見て驚いた。国際線は 8 割方欠航となっている。頭では分かっていても、実際に目の当たりにすると、本件の重大さを痛感する。

▲ イスタンブール国際空港
▲ 特に中東方面は殆ど欠航となっているようだ

 暫く待って、チェックインカウンターに向かった。「チェックインしたい」と言うと、カウンターの人からは、「永住者以外は搭乗できない」と言われてしまった。

 その場でニュースを見てみると、数時間前にカナダも永住者以外の入国をストップしたらしい。ひょっとするとアメリカも状況が変わったのかと思って途方に暮れた。

▲ 早朝の空港

 流石にこの旅を辞めようかと思えてきた。インドの陸路で弾かれ、ギリシャの海路で弾かれ、アメリカの空路で弾かれた。僕は日本に帰国する為のチケットを調べるべくパソコンを開いた。

 パソコンを開くと、ちょうど数時間前に恩師から一通のメールが届いていた。それは、トルコで行き詰っているみたいだけど頑張ってください、といった旨のものだった。それを読んで、ふと自分が冷静さを欠いている事に気づいた。

▲ カウンターの上に警察が立って、何か話している。

 落ち着いて考えてみると、フランス経由が良くなかったのかもしれない。フランスでの乗り換え自体は可能だが、そこで EU 圏に入ったことになる。今、アメリカは EU からの入国をストップしているので、その乗り換えが問題のように思えた。

 Twitter を見ると、数時間前にアメリカに入国した旨のツイートがあった。それを見て、今度はアメリカへの直行便のチケットを購入した。
 

アメリカにて沈没へ

 再び空港に戻り、チェックインカウンターに向かった。今度は、ESTAの有無、渡航歴、宿泊先等を根掘り葉掘り聞かれたが、拒否はされなかった。その場で帰路のチケットを購入すると、無事に搭乗が許可された。

 現在のアメリカ入国条件は以下のようになっているらしい。こう書くとシンプルに見えるが、実際には各国の事情が入り乱れていて、旅程を立てようとするとかなりややこしい。

  • ESTAを申請している事。
  • 入国が制限されている30ヵ国に二週間以内に渡航していない事。(トランジットも含む
  • トランジットする場合は、その国のトランジット要求を満たしていること。ビザ不要な国であることが望ましい。
▲ マイアミ空港

 次にアメリカへの入国に関してだが、これは案外あっさりとできた。夜だったからかもしれないが、マイアミ空港は閑散としていて、スクリーニングも殆ど時間がかからなかった。

▲ マイアミ空港にて。やはり幾らか「Cancelled」の文字が見える。

 遂に大西洋を越えてアメリカに来た。

 ネパール、トルコと(当時は)感染者ゼロの国にずっと滞在していたので、どこか危機感が少なかったけれど、流石に今のアメリカではそうも行かなそうだ。

 これから二週間の引きこもり生活に入る。いわゆる「沈没」で、暫くこのサイトの更新頻度も下げるつもりだ。