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【ネパール/シッダルタナガル】ネパール側スノウリ・ボーダーにて。コロナによるインドビザの無効化について。

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日本人のインドビザ無効化

 昨日コロナウイルスの感染拡大に伴い、インド政府が突如日本人のビザ無効化を発表した。

 カトマンズでのビザ待ちの末、ようやくインドビザを受領した数時間後にこのニュースを耳にした。丁度ホーリー祭(参考)の時期だし、インドで大学を訪問するアポイントも頂いていたので、なんだか釈然としない気分だった。

 何か諦める理由が欲しかった。 国境までのバスチケットは購入していたし、 僕は予定通り国境まで向かうことにした。

© OpenStreetMap contributors
▲ ネパール⇒インドの陸路移動

 ネパールからインドへの陸路国境越えには、スノウリ・ボーダーを通る方法が一般的らしい。まずはカトマンズからシッダルタナガルに移動し、そこから乗り合いバスでスノウリに向かう。インド入国後は、更にヴァラナシ行きバスへと乗り換える予定だ。
 

スノウリまでのバス移動

 シッダルタナガル行きのバスには、タメル北部のバス乗り場から乗ることになっていた。

 朝バス乗り場まで来てみたが、どのバスに乗ったらよいか分からない。近くに居たおじさんに聞いてみると、「バスにネパール語で数字と会社名が書いてあるから、チケットに書かれたバスが一時停車した時に乗るんだよ。」

▲ 朝のカトマンズ。軒並みシャッターが降りていて、これは法律で義務付けられているらしい。
▲ タメル北部のバス乗り場

 おじさんは続けた。「チケットには電話番号も一緒に書いてあるみたいだから、取り敢えずそこに電話してみるね。」
 
 数分後おじさんは怪訝な顔をして電話を切った。どうやらチケット表面に書かれた電話番号は誤っていて、しかも旅行代理店は席の確定をしていなかったらしい。僕はおじさんに送ってもらい、危うくバスが行ってしまうところ何とか乗ることができた。まったく有難い。

▲ 時折バスが停車して、待っていた人が乗り込んでいく。
▲ 途中休憩時に撮ったネパールの平野部。

 バスは 16 時頃シッダルタナガルに到着し、そこで乗り合いバスに乗り換えた。10 分ほど乗ると、無事国境の町スノウリまで着いた。

▲ 乗り合いバスにて。20 ルピー(約 20 円)と安い。

スノウリ・ボーダーにて

 スノウリにて僕はまずネパール側の出国ゲートへと向かった。
 「日本人のインドビザ無効化のニュースを聞きましたが、如何でしょうか?」
 
 ネパール・オフィスの人は答えた。「そうだね、昨日付で日本人のインドビザは無効になった。(ネパールの国境はインドと中国のみの為)カトマンズから飛行機で出国するほかは無いよ。」

 「分かりました。インド側のオフィスの人にも聞いてみます。」

▲ スノウリ・ボーダー
▲ ネパール側のイミグレーション

 次にインド側の入国ゲートに行って、パスポートを見せながら聞いてみた。
 「日本人のインドビザは無効になったんですか?」

 インド・オフィスの人は答えた。「パスポートにビザはあるけど、ネパールの出国スタンプが無いね。向こうにあるネパール・オフィスに行きなさい。そうしたら通れるから。」

 僕は耳を疑って聞き返した。「日本人ですが、スタンプさえ有れば通れるんですか?」

 「ビザがあるし通れるさ。」

▲ インド側のイミグレーション

 僕はネパール側のオフィスに戻って言った。
 「インド側によると、ネパール側の出国スタンプが有れば入国できるとの事です。それは本当なのでしょうか?」
 
 ネパール・オフィスの人は答えた。「そんな筈は無い。日本人のインドビザは失効したはずで、君はインドに行ってはいけない。(You must not go to India. )」

 「ビザ代の払い戻しは出来ますか?」「難しいだろう。」

▲ スノウリに向かう人々

 もしかしたら、しれっとインドに入国することは出来たかもしれない。けれども、今日は一先ずシッダルタナガルに泊まり、明日カトマンズへ戻ることに決めた。