【シンガポール】植物園・水族館・動物園をぐるっと観光

一日でシンガポールのシンガポール植物園、オーシャナリウム(水族館)、ナイトサファリ(動物園)を回ってきたので、それぞれの施設についてまとめます。
Contents
シンガポール植物園
シンガポール植物園について
シンガポール植物園は 2015 年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されたシンガポールの植物園です。ゴムノキ(ゴム)の研究が盛んにおこなわれ、ゴム産業の発展の礎となり、タイヤ産業などに大きな影響を与えたことが世界遺産登録のきっかけのようです。

アクセスと料金
シンガポール植物園は MRT で簡単にアクセスできます。植物園は南北に細長い形をしており、北端には Botanic Garden 駅、南端には Napier 駅が面しています。いずれかの駅から入園し、反対側の駅に抜ける回り方が良いと思います。屋外に 2 ~ 3 時間滞在することになるので、飲み物を持参したうえで早めの時間帯(午前中)に訪れるのが良いでしょう。
シンガポール植物園の入園料は基本的には無料ですが、National Orchid Garden (国立洋ラン園)のみ 15 シンガポールドル(= 1,955 円)必要です。のんびりとした園内の雰囲気を楽しむだけでも十分に楽しいのですが、この園のハイライトになるので、ぜひ訪れたいところです。

園内の見どころ
National Orchid Garden(国立洋ラン園):前述のとおり、この植物園のハイライトとなる世界最大規模の洋ラン園です。約 1,000 の原種、約 2,000 種の交配種が約 6 万株展示されています。有名人の名を冠した洋ランも複数あるので、蘭の名前をチェックするのも面白いです。

Ginger Garden(ジンジャーガーデン):ジンジャーエールのジンジャー、すなわちショウガをメインに植えてあるエリアになります。中南米や東南アジアなど熱帯に分布する 1,000 種以上のショウガが集めてあります。普段ショウガの花を目にする機会は少ないので興味深いです。

Swan Lake(スワンレイク):シンガポール植物園には 3 つの湖があり、その一つです。アムステルダムから飛来したつがいのコブハクチョウにちなんで、スワンレイクと名付けられたとか。確かに白鳥がいたのですが、私たちが訪れたときは一羽しか見当たらなかったです。

オーシャナリウム
シンガポール植物園を訪れたのち、オーチャード・ストリートで昼食をとり、セントーサ島にあるオーシャナリウムに向かいました。
オーシャナリウムについて
オーシャナリウムはシンガポールのセントーサ島にある世界最大級の水族館です。シー・アクアリウムという水族館が 2025/7/23 にリニューアルオープンした施設で、敷地面積はなんと以前の 3 倍という広さになりました。その規模もさることながら、日中暑いシンガポールで天候の影響を受けずに観光できるので、シンガポール観光の午後に組み込むのもありでしょう。

アクセスと料金
オーシャナリウムは前述の通りセントーサ島に位置しているので、セントーサ・エクスプレスを使う必要があります。MRT HarbourFront 駅からセントーサ・エクスプレス VivoCity 駅へと乗り換えて Resorts World 駅に向かいます。セントーサ・エクスプレスは次々とくるので、ある程度人が並んでいても問題なく乗れると思います。Resorts World 駅からオーシャナリウムは徒歩 10 分程度で移動することができます。
オーシャナリウムの料金は一人当たり 55 シンガポールドル(= 6,325 円)。少々お値段がするので、上手く紹介コードを使った割引などを活用していきたいところです。なお私たちは事前に予約せずその場でチケットを買ったのですが、オーシャナリウムのキャパシティが非常に大きいため、特に並ぶことなくチケット購入・入場ができました。

館内の見どころ
オーシャナリウムの展示は、生命の誕生から始まり、徐々に海の深部へと潜っていく形で順路を進んでいくことになります。
まずは「In the Beginning」、様々な太古の魚の模型やクラゲが展示されており、生命の誕生から魚類の進化をダイジェストで辿っていくことができます。特に世界最大級のクラゲの大水槽、クライゼル水槽は圧巻です。

次に「At the Surface」、「Sunlight」と海の表層部の展示に変わります。見どころはサメの大水槽 Shark Seas と本水族館最大の水槽となる Open Ocean です。写真だと伝わりにくいですが、写っている人の大きさから大水槽の大きさが何となく想像できると思います。

最後に「Into the Deep」、「The Abyss」、「A New Horizon」と続き、深海魚の展示を見た後、美しい海を保つためのメッセージへで締めくくります。全体を通して 3-4 時間ぐらいかけてみる感じになると思います。館内には数ヵ所カフェや飲食物を売っている店があるので、途中休憩をはさみながら回ることができます。
ナイトサファリ
セントーサ島付近の VivoCity のフードコートで夕食をとったのち、シンガポール観光の代名詞であるナイトサファリを訪れました。
ナイトサファリについて
ナイトサファリはシンガポールにある世界初の夜だけ開園する動物園です。マンダイ・ワイルドライフ・リザーブの一区画となっており、他の区画にはシンガポール動物園などがあります。数多くの日本企業がスポンサーとして出資しているためか、特に日本ではシンガポール旅行における代名詞的な存在になっています。

アクセスと料金
中心部から安価にナイトサファリを訪れる方法は MRT + シャトルバスです。MRT Khatib 駅からはマンダイ・エクスプレスというシャトルバスが定期的に出ているので、それに乗れば Khatib 駅から 10 分ほどでナイトサファリまで行くことができます。このシャトルバスはクレジットカードのタッチ決済にも対応しているので、小銭の準備などは不要です。

料金は 1 人あたり 58 シンガポールドル(= 6,670 円)。こちらのサイトから事前予約することができます。入場時刻は 19:15 から 15 分刻みで選択できます。自分で直接チケットを予約しなくても現地ツアーもたくさんあるので、そちらを活用しても良いかもしれません。
園内の見どころ
トラム:ナイトサファリをトラムに乗って一周します。英語の音声ガイド付きで、ゆったり座りながら動物たちを見ることができます。但し、暗い・速い・遠いの三拍子がそろっているので、写真撮影は壊滅的に困難です。以下奇跡的に撮れた象の写真を載せておきます。

トレイル:ナイトサファリ園内をめぐるウォーキングコースも存在します。所要時間はぐるっと 1 周しておよそ 1 時間。複数のトレイルが存在し、トラムからは見ることのできない動物たちもいるので、トラムでざっと 1 周回ったあと、トレイルで再度 1 周するのが良いかなと思います。

おわりに
以上、一日でシンガポールのシンガポール植物園、オーシャナリウム(水族館)、ナイトサファリ(動物園)を回ってきたレポートでした。最後にナイトサファリ後に立ち寄ったマーライオン公園の写真も載せておきます。本記事の内容からはそれますが、マーライオン公園は昼と夜で雰囲気が変わるので、どちらも訪れることをお勧めします。
本記事が皆様の旅程検討の一助となれば幸いです。

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