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パッカー事始め / 海外旅行保険と予防接種

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 実は準備に最もお金を使ったのが、海外旅行保険と予防接種。結論から言うと、この二つだけで 20 万円以上使っていて、もはや近場なら海外旅行に行ける値段という罠。このページでは、そんな保険と予防接種についてまとめる。

海外旅行保険について

 恐らく、旅行準備で最もお金がかかるのが海外旅行保険。半年を超える滞在になると、オプションのつけ方によっては、数十万円にもなる場合がある。
 僕が重視したのは、「治療費」「携行品損害」「賠償請求」の 3 点。「障害・病状死亡」などは極力省いた。一番可能性が高いのは携行品損害、次いで治療費だと思うし、詐欺による冤罪も怖いので賠償請求もつけた。

 結果、保険デザインパートナーズさんにお願いして、133,910 円となった。なかなかの痛手だけど、相場からするとかなり安いみたい。少しわちゃわちゃしたけれども、レスポンスもすごく早かった。参考までに保証内容を以下記載する。

傷害後遺 障害 1000 万円
治療・救援費用2000 万円
賠償責任1 億円
携行品損害10 万円
手荷物遅延10 万円
航空機遅延 2万円

予防接種について

 予防接種もまた、海外旅行保険と同じくらいお金がかかる。注射一本につき 1 万円ぐらい必要で、ワクチンによっては複数回打つ必要がある。合計金額はなんと 113,300 円。参考までに、僕が受けた予防接種を以下に列挙する。

 なお、少し予想外だったのは、予防接種にすごく時間もかかるということ。1 ヵ月は間隔を空けないといけないワクチンもあって、最短でも 2 ヵ月という印象だった。

  • 狂犬病
    世界中どこでも感染する恐れがあり、発症すると致死率 100 % の病。基本的に二回以上に分けてワクチンを打つ必要がある。
  • 破傷風
    北里柴三郎のあれ。破傷風菌も世界中の土壌の至る所に存在しており、傷口から感染する恐れがある。
  • A型肝炎/B型肝炎
    アジア、アフリカ、南米。A型肝炎は衛生状態の良くない食物から、B型肝炎は輸血等の経皮的接触から感染する。A型/B型の混合ワクチンを接種。
  • 麻疹
    アジア、アフリカ、ヨーロッパ。感染力が強く、空気感染もする。MMR(風疹、おたふくとの混合ワクチン)を接種。
  • 日本脳炎
    アジア、オーストラリア北部。蚊を介して感染する。発症する確率は低いものの、ひとたび発症すると致死率は 3 割程度。
  • ポリオ
    アジア、アフリカ。汚染水を介した感染経路が多い。主な症状は 発熱、頭痛、咽頭痛、嘔吐 など。
  • 黄熱病
    アフリカ、南米。野口英世のあれ。国によっては、予防接種証明書(イエローカード)が要求される国もある。僕はバンコクで受けた。

そのほかの感染症

  • マラリア
    アジア、アフリカ、中南米で流行する、蚊を媒介とした熱帯病。お医者さんからは、Fit For Travel で流行地域を確認するように指南頂いた。あと、虫よけスプレーにはディート 30 %以上のものを使用した方が良いらしい。
  • 新型コロナウイルス
    今中国/武漢から流行している話題の新型肺炎。海外渡航に関するニュースを少しまとめた。多くの世界一周旅行者と同様、僕もまた本件で断念を余儀なくされた。
  • その他
    髄膜炎、黄熱病、腸チフスなどは、予防接種を受ける人も多いみたい。あと、旅行者下痢症はまず間違いなくかかるから、生理食塩水を作るためにオーエスワンパウダーを持って行くと便利だよ、と教わった。

 以上、海外旅行保険と予防接種についてまとめた。今まであまり考えたことは無かったけれど、結構リスクは潜んでいて、旅行予算に余裕があるわけでは無いが、世界一周には欠かせない準備だと思う。